Jim Ingram師がアメリカから繰り返しオランダに渡りMaurice de Thouars師からSera(k)を学んでいたことは知っていたけれど、Certificateを取得されたのが2002年だということを最近知る機会があった
Ingram師は1930年の生まれなので、当時72歳(この1930年はPaul de Thouars師の生まれた年でもある)
“Always be a learner.”
「常に学び手でいること」
“A teacher must learn everything so that he can pass it on to others.”
「教え手は、次の人物に引き継ぐことのできるよう、(その流派・体系における)全てのことを学ばなければいけない」
というのは、Jim Ingram師の遺した言葉で、自身のどこか片隅に置いているが、そのこと生涯を通じて実践されていたのだと改めて知った
今からもう10年以上前になるけれど、自分のペンチャックシラットのファーストコンタクトはIngram師の体系なので、その時の経験が強く、一種の「憧れ」のようなものとして遺っているのだと思うことがある
Ingram師の個人史を知っていく内に、到底「憧れ」の対象にできるようなものでないこともわかってきたけれど、それ自体は自身の一つの意思の向かい方を決定付けている、一つの原動力にもなっていると感じる
ただ、あの時「憧れられるものではない」と自覚できたことは一つの分岐点だったかもしれない
「たら、れば」だけれど、その「憧れ」を自分の理解できる範囲や、自身に都合の良いイメージの領域引き寄せていたら、全然違う結果が待っていたと思う(angelfire.com/ri/Pukulan/)